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自然の恵みをエネルギーに公営電気事業13新潟東部太陽光発電所は、新潟版グリーンニューディール政策の一環として1〜3号系列が建設され、最大出力合計17,008.7kWは、公営電気事業者の中で最大の太陽光発電所です。自治体が設置する全国初の発電事業用メガソーラーとして平成23年10月に運転開始した1号系列(最大出力1,008.7kW)は、夏季と冬季でパネルの角度を変更できるようにするなど、日本海側内陸部の積雪地域に適した設計としています。さらに、平成24年7月に2号系列(最大出力1,000kW)、平成27年7月には3号系列(最大出力15,000kW)がそれぞれ運転を開始しました。いずれも雪国の気候に最適化した、より発電効率を高めた太陽光発電所となっています。平成21年2月に運転を開始した公営電気では最大の風力発電所で、9基の風車の合計最大出力は20,700kW、年間発電電力量は38,000MWhになります。可変速・可変ピッチの負荷制御方式を採用しています。また、雷対策にも多くの工夫をしています。甫喜ヶ峰風力発電所は、最大出力1,500kW(750kW×2基)の風車を「県立甫喜ヶ峰森林公園」内に建設し、平成16年1月から運転を開始しました。力強く回るその風車の姿は、高知平野の各所から望むことができることもあり、多くの方が見学に訪れ、風力発電さらには再生可能エネルギーの啓発にもつながっています。また、毎年公園内で開催される甫喜ヶ峰フェスティバルではペットボトルを使って風車を作る体験ブースを構えており、参加された方々から大変好評をいただいています。公営電気事業者最大の太陽光発電所?新潟東部太陽光発電所【新潟県】公営電気最大の風力発電所?江津高野山風力発電所【島根県】県民に親しまれる風力発電所?甫喜ヶ峰風力発電所【高知県】