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自然の恵みをエネルギーに公営電気事業11昭和29年に県営第1号の発電所として運転開始した野川第一発電所は、取水ダムである県営管野ダムが、国土交通省の長井ダム建設に伴い水没することからこれを廃止し、新たに長井ダムに発電参加する形で新野川第一発電所を建設し、平成22年6月に運転を開始しました。最大出力は6,100kWから10,000kWと従来の1.6倍となり、山形県の電気事業に大いに貢献しています。7ダム建設に伴い生まれ変わった発電所?新野川第一発電所【山形県】小摺戸発電所は、平成21年12月運転開始の仁右ヱ門用水発電所、平成24年9月運転開始の庄発電所に次ぐ、富山県企業局において3ヵ所目の農業用水路を利用した小水力発電所です。経済産業省の「小水力発電導入促進モデル事業」の採択を受け、迅速な故障対応が可能なガイダンスシステムや発電制御盤の小型化・汎用化などコスト低減等を図る技術開発について、他の小水力発電所にも活用可能なモデルとなる取組みをおこなっています。8農業用水路を利用した小水力発電所?小摺戸発電所【富山県】平成22年4月に営業運転を開始した若彦トンネル湧水発電所は、若彦トンネルの湧水の一部を活用し、使用水量0.21m3/s、最大出力80kWの発電を行い、未利用エネルギーの有効活用を図っています。可動式水車発電機カバーを採用し、防塵・防音対策しました。IPカメラ、WEBサーバによる遠隔監視を行っています。9トンネル湧水を利用した発電所?若彦トンネル湧水発電所【山梨県】